タイトルはメモ。この時期くらいに発表なるんねーっていう。内容は一切関係ないっす。
開幕戦、生で観戦したいなー。開幕投手は誰かなー。
しかしファン感もチケット買えなかったし、開幕もキツそう…ロッテってもしや、思っているより人気球団……?
ファンが熱いのはいいことだ!はあ。
ストーブリーグは野球なくてつまらないのに忙しい忙しい。毎日毎日いろんな情報が出てくる。現役ドラフトも楽しみ。
今季は正直、知らない人のほうが多いから、いなくなられても感慨はないけど、来季以降どんどん知っていくから、いろいろ感じるんだろうなと。
ってか勝手な印象だけど、朗希、別れにそんなに強くなさそう。なんの確定要素もないけれど。
さてでは。ちょい前回の続き。
CSファイナルで、吉井監督が朗希に投げさせる気がなかったことはあとから知った。
だから、”登板させないのなら、なぜブルペンメンバーに入れたのか、枠の無駄遣いじゃなかったのか”といった声に加え、負けたから、”朗希が投げてあの結果だったならもう少し納得がいった”といったのも見た。この手の意見が出るのも、理解はできるよ。
”朗希が投げて、あの結果だったなら……”
いつかどこかで聞いた言葉だと、過去を想起した人もいたんじゃないかな。
高校最後の夏、地区大会決勝で朗希が投げなかった試合。私はこれを含め、大船渡高校のこの夏の戦いは一試合しか見られていないから、今さら野暮過ぎるけど、決勝は、試合に出させてあげて欲しかったと思っている。
「あの試合を消化できたという感覚は今もないです。
負けたのを朗希が投げなかったせいにするのは申し訳ない。ただ同じ負けでも朗希が出て負けたなら、しょうがないって開き直れたかなと……。
大船渡としてベストを尽くしたのかなと今も疑問です」
一年前は口にできなかった、ひとりの球児としての思いである。
監督の判断は、英断と言われていいことだとは思う。朗希が今、プロで活躍しているし、高校野球の過密スケジュールとかの問題を、議論を進めるキッカケになったと思うしね。
ただあの試合は、本当の本当に最後だっただろうから。
中学時代、或いはもっと前から?やってきたチームメートと、甲子園を目指したい。
だから強豪校からの誘いに乗らず、選んだ、そのメンバーでやれる最後の試合だっただろうから。
なのにバッターとしても出さず、ベンチでただチームが負けるのを見ているしかさせられなかったのは、本当に監督個人の意思決定だったのかなと疑ってしまう。
他のチームの監督だったか、自分なら決勝までを逆算して、どのくらい投げさせるか調整する、みたいに言っていたと思うけど、そういうのができた筈だと思うんだよね。
ピッチャー層が薄かったのか、知らないけれど、194球投げた次の試合は他のピッチャーで勝てたんだよね?朗希が投げた相手はシード校だったらしいし、次の試合のほうが強くなかったのかもしれないけどさ。
だからさ、どこからかの圧力とか要望があったんじゃないかと、そっちのほうに信ぴょう性を感じてしまう。
さすがにメジャーからの声は早過ぎるけど、メジャーは何球投げてきたとか細かくデータを取るとかいう噂?情報?は、当時もきっとあったでしょう。
プロ志望届を出すかも定かでない時期に、突拍子過ぎるといえばそうなんだけど、ねえ?
2019年7月25日。大船渡高校は甲子園まであとひとつに迫っていた。
まだ原石だった佐々木が「いっしょに野球をやろう」と呼びかけて集まった地元・気仙地区の仲間たち。
野球エリートのいない県立高がエース佐々木の成長とともに、夢へ手が届くところまできた。そして決勝戦で横綱・花巻東に挑む。そんな試合だった。
試合前の練習中、メンバーのひとりが言った。
『今日は朗希、先発じゃないよ』
「大船渡はホワイトボードにその日のメンバーが書き出されるんです。僕もみんなもそれを聞いて初めて知りました」
先発ピッチャーは、この大会で初登板となる控え投手だった。
「打者一巡くらいしてリリーフに朗希かな、とみんなで話していました。ただ僕は内心、いちばん強い相手と戦う決勝戦で、朗希ほどの投手がいるのに、小細工する必要があるのかなと疑問でした。ずっと朗希で真っ向勝負してきましたから、だから先発じゃないということは投げないのかも……と」
試合前、誰かが佐々木に聞いた。投げないの?
前日の決勝戦、129球で完投したエースは、「わからない……」といつになく歯切れが悪かった。
ダルビッシュ選手が、シェンロンがひとつだけ願いを叶えてくれるなら、この試合についてのOBの発言を消したい、みたいに言ってくれていたのが、静かな強い怒りを感じた。
印象的だった。
私はそのOBの発言場面は見ていない。不快になりそうなことは見なくても分かったから。ただ文面では目にして、高校生相手によくそこまで言えるな、とは思った。
監督に言っていたのだとしても、名前出されたのは朗希って感じだったし。文面だと。
今回、CSファイナルでのブルペン待機は、朗希の心の成長のためだっただろうね。
枠の無駄遣いをしてまで、感じて欲しいことがあったから。佐々木朗希のチームじゃないんだ。そんな声が出てきても、不思議はない。
でも今回は、男の人が夢を賭ける覚悟みたいなものは感じられた。
朗希にはそれだけの価値がある。そう思ったからしたことだと。
ただそれでもね、朗希がどう思ったかだけは気になるけどね。
負けたら終わり。WBCもそうだったし、あの経験は大きな大きな収穫だっただろう。
だけど今回、即席の仲間じゃないチームメートが、朗希がいない間もコツコツ、コツコツ積み上げてくれた勝利で、挑んだ一戦。
また違ったものを感じたと思う。
前半戦最後の西武戦だったっけ。
真っすぐを狙われていることを察知して、変化球を多用した試合。
吉井監督が試合後、「ああいうピッチングはもっと年取ってからでいい」って言ってくれたのも、すごく嬉しかった。
球速をもう少しセーブして、投げる回なりシーズン登板を増やしたほうが……みたいな意見たまに見るけど、そんな措置、絶対必要ないと思う。
それこそもう少し年齢がいってから、体力と相談してそうしていくのはアリだと思うけど、今からそんな交わすような投球、朗希には必要ない。
朗希ほどの素材で、ほかの人がおいそれと手にできない特徴を兼ね備えているのに、なぜそんな小さくまとまる必要があるんだ。
夢を見させてくれる存在だもん。次回登板日を知っただけでワクワクさせてくれるようなピッチャーなんて、そういない。
あと今回なにより、「朗希は投げる気満々でしょうけど」って聞けて、安心した。
いつでも投げたい投げたいって思っていて欲しい。大事な試合ほど、自分の投球で勝利をもぎ取るんだ、って思っていて欲しい。もし結果が伴わなくてもそれはそれ、打たれたら監督のせい笑
それでいいと思う。いつでも投げたいと思ってはいて欲しい。
朗希の直接の声がそう聞けるわけじゃないし、吉井監督のも文面だけだからねい、不安になることがあったよ。
「心と体が一致していない感じ」みたいなのは、投げたい気持ちに体調が追いついていないのかなって前向きに捉えられた(これも当ってるかは分からない)けど、「彼次第」とか、このあたりのは、監督が求めるより朗希がその気になっていないのかな、って読めちゃって、不安だった。
でも復帰登板で圧倒して、ああ、やっぱりなんじゃかんじゃ文章で読むより、朗希が投げている姿を見られることがいちばんの答えになる!って思えた。
公式動画の「ブルペンとは違いました」って朗希に、「そりゃそうやろ。ブルペンといっしょやったらビックリするで」ってやり取りに、監督が元ピッチャーだと、こういうところがいいなーって思ったよ。
あと松川くんへの「ダサいっす」。さすがのコンビネーション!