祭りの中 - 怪物クン

前半戦最後の試合の終了後、解説の薮田安彦さんがオールスター（AS）について、

「ピッチャーは真っすぐしか投げたらアカンみたいな雰囲気がね」

「あれはどうなんですか？」と実況の吉田伸男さん。

言われるわけではないんだけど、そういう雰囲気はあったという理由として、前に投げるピッチャーが真っすぐしか投げないから、変化球投げられないな、と思ったとのこと。

真っすぐだけで抑えられるかな、というヘンなプレッシャーがあったそう。

「先発ピッチャーの人たちがどんどん変化球投げてくれれば、後ろにいくピッチャーは投げやすいんでね」

「佐々木朗希が先発すると思いますから、そこでしっかり変化球、フォークとか放っていければ、種市だったりもどんどんフォークを投げていけると思いますけどね」

三振を数多く取って欲しいですし、と薮田さんが仰ると「はい！ぜひ！」と吉田さん。

はい、ぜひ！ですほんと。

ASだから真っすぐ一本で行きたいっていうピッチャーはやればいいけど、それしかダメ、それがいい、みたいな風潮は、さっさとなくなればいいと思う。

変化球だってピッチャーの技術だし、勝敗に強くこだわらなくていいお祭りだけど、一流の選手同士の本気の戦いの中に、ベンチが映ったらバラバラのユニフォームで思い思いに交流を楽しんでいる姿を見られるのが楽しみなので、ってそうだ、アベマでAS配信してたけど、見逃し配信なんでなかったんだろー。

もしあったら有料でも見たかったのにな。

もう二戦目なんて、試合は録画してベンチカメラをずーっと観てました。

1回か2回か忘れたけど守備の間、朗希、田中将大投手とけっこう長く話していたみたい！良かったねー。

1戦目はそばは通るんだけど声はかけていなかったように見えて、朗希って誰でも平気そうだけど、やっぱりマーくんは特別なのかなって思っていたけど、けっこう長く話してた。何話したのかな。楽しかったかな。

あと知らなかったけど、朗希、今永さん大好きなのね！

現地映像で、今永さんを見つけるたびちょっかいかけてた。

声は聞こえないから予想だけど、表彰台で記念撮影の順番待ちのDeNA選手団の中に今永さんを見つけて、ぴょんぴょん寄っていって後ろから突撃。なんなの？みたいに手を広げた今永さんと朗希を微笑ましそうに、山﨑さんって選手が写真撮ってあげるよ、みたいにケータイを用意したら、今永さんはいいよ（いらないよ）、みたいな感じだったけど、結局指ハートで撮っていたように見えた。

メキシコ戦で正尚さんがホームラン打ったとき、朗希がそばにいた今永さんに抱きついたのが見切れて、このときは今永さんがどういう人か知らなかったので、ちょっと硬そうに見える人だけど、朗希おかまいなしだな、喜び爆発すると誰彼なしにゼロ距離になれる子かなって思ってた。

で、いくつかWBCのベンチ動画見るうちに、今永さんってけっこうノリがいい人なのかもという印象に覆ったんだけど、あんなに好きそうだとは知らなんだ。

あとホークス栗原さん！かなり印象変わった。

朗希が投げ終わったあと、タッチ求めに来てくれていたけど、朗希、って呼んでた？

ホームランダービーで守備に向かうときも笑顔で話していたり、フライ取られて悔しそうにしていたときも、なんだよ、朗希ー！って言ってるように見えた。

根っからの陽キャラなんだろうな、栗原さん。

ロッテ戦で途中交代して、今も試合出てないみたいだけど、今までロッテ以外の登録抹消とか気にしたことなかったけど、ケガはいやだね……。身につまされて思うよ……。

おっ、いかん。せっかく楽しかった部分書きまくってセロトニン分泌させるつもりが。

えっと、ダービーの守備動画、親衛隊、みたいになっていたけど、見た感じ、危ないからと守ろうとしてくれてたというより、これ以上ピッチャーに目立つ場所やってたまるかって感じに見えた笑

ホークスの公式で、オスナと仲良しさんなの見られて楽しかったけど、いくらASとはいえ他チームの公式があんなに時間割いてくれるとは笑

朗希のスペイン語初めて聞けてうれしかった。「お前いつ」笑

オスナめちゃ可愛い人だった。

公式じゃないけど、由伸さんとバウアーが話している動画の奥でこのときの模様が映ってた。

あともうひとつホークスで、由伸さんと柳田さんがわちゃわちゃやってる奥に、ペルドモにファンサさせられてる笑　朗希が映ってた。

オリックス公式、 若月捕手とのブルペン映像で、朗希の球受けた感想が「うちにはいないな」っていうの、鳥肌ものだった。

由伸さんのブルペン映像で、朗希の踏み出し箇所をなぞって自分と比べていた。ここでも可愛かったオスナさん。一球も投げてないのに（キャッチボール以外）、「疲れた」って日本語で言ってた笑

朗希のガチ投球もうれしかったんだけど、今後も何回も当たるオリックスのキャッチャーにそれをやったっていうのがまた凄かった。

対策の上をいきたい、みたいに22年に言っていたけど、自信と努力が垣間見えた気がした。

ロッテ選手が表彰台で記念撮影したあとに、オリックス選手が控えてて、山﨑福也選手と若月選手に挨拶したあと、山﨑颯一郎選手がタッチ求めていたけど、笑顔でスルー笑

颯一郎投手にはそういうのできる感じなんか分かる笑　カッコイイしピッチャーとしてもスゴイんだろうけど、アホの子みたいな。ファンじゃないのにこれ言ったらただの悪口かな、てへ。

ええー！？みたいなリアクションしてる後ろから由伸さんが来たけど、颯一郎投手には触れず、すぐ朗希と会話。このあとの予定について話しているのかな？って感じだった。

AS2日目だったし、翌日は予備日だったし、ご飯でも行ったのかなー。だったらいいなー。

これも、そう見りゃそう見えるって範囲だけど、由伸さんって愛想いいし、いろんな人とにこやかに話していたけど、このときの朗希に対しては慣れ親しんだ者同士の表情って感じが良かった。

三者三振を逃した朗希に、「惜しかった」って言ってくれたの、いい先輩だなーって思った。朗希も由伸さんに対しては、落ち込んだときに取り繕わないでいられるのかなって。

或いは朗希っていつ何時もそういうのできるのかも、だけど。梶原さんも朗希登板の日は本人がピリついてるって言ってたし、そういう空気出せる人って一目置かれるわよねい。

あとバウアーと話したとき、朗希はそんなに興味ないのかな？って感じがしなくもなかったけど、前日に話したがってた種市さん呼んでたの良かったにゃあ。呼ばれて行くときの種市さんのうれしそうな顔。

これも予想だけど、種市さん話せたんですかね？みたいに梶原さんに聞いて、話せてないよ、呼びましょうよ、みたいな感じっぽかった。梶原さんも、よろこぶね、みたいに言ってそうな感じ。

安田さんもいい人感半端なかった。梶原さん曰くの一切心のこもっていない朗希の「がんばってください」に、「今日の朗希やさしい」ってにこにこ。あれをやさしいと感じるとは、ふだんどれだけ塩対応されてるんでしょ。

横で聞いてる種市さんの顔も面白かった。

このギャップというか、思いやりはあるけどマイペースを保てて、やることはやるけど人懐っこくて少年の顔を残しているところとかが、”可愛い怪物”って表現される所以なんだろうなって思う。デフテックのライブのとき、藤岡さんが朗希のほっぺをちょんちょんって触ってた映像があったんだけど、可愛いと思っている人にしかやらないような仕草だった。