怪物クン

ロッテ・佐々木朗希投手のファンブログです

2025.8.20、リハビリ登板2回目

 

25.8.20(JST21日)登板後、デイリースポーツ

 

Q.前回(41球)より多い60球。振り返って。

「球数をしっかりこなせましたし、健康面も終わってからもいい状態にあると思います。そこはいいかなと思います」

 

Q.前回の課題に挙げた出力。最速は97.8マイル(約157.4キロ)だった。

「前回、ふわっと入ってしまったので、そこは本当に反省して、1週間、今日の登板だけじゃなくて、1週間出力を出すということを意識してきた中で、ライブ3回と前回ゲームに入って、その中で、前回を抜いて段階的に順調に上がってきてるので、そこに関しては満足はしてないですけど、いい感覚できてると思いますし、これを続けていけば、もう少し上がるんじゃないかなと思うので、今日のそれ(出力)に関しては前回より上がって良かったなと思います」

 

Q.調整期間のキャッチボールで強い球を投げていたのは出力を意識したため?

そうですね。投げてない期間も長かったので、自分が思ってるよりもリミッターが掛かっている部分もあると思うので、そこを意図的にキャッチボールから、コーチとも話しながら120%ぐらいで投げる感じ。それでも自分の中ではまだ100%出てないので、個人的にはそれを続けていけば上がってくると思う」

 

Q.100マイル(約161キロ)を投げることについて。

上半身の使い方は肩が痛かったこともあって、スライダーを投げるときによく使えなかったことろもあるので、その中で徐々にいい使い方が出てきて、それを大きく使ってるのを、今はまとめるというか、元のフォームに戻していく。胸の張りも小さかったので、今はだんだん張れてきてるので。あとは下半身の使い方だったり、脇腹回りの使い方だったり、まだまだ改善点はあると思うので。上半身の使い方についてはだいぶ良くなってきてると思います」

 

Q.変化球の手ごたえは?

「カットとツーシームは今日は前回よりも良かったですし、コントロールも動きも良かったので十分かなと思ってますけど、

真っすぐとフォークのピッチャーなので、そこに頼る年齢でもないと思いますし、ピッチングスタイル的にも真っすぐとフォークで押していきたい気持ちは全然あるので、

今日はフォークはいい球もありましたし、抜けてしまう球もあったので、抜けたときにどういう傾向があるのかということも感じながら投げていたので、そこは良かったのかなと。いいも悪いもあって次につながるかなと思います」

 

Q.初回1死二塁だからの二飛はツーシームだった?

右のインサイドは基本的にツーシームです。基本的にはゴロヒットでしたし、どっちもツーシームだったんですけど、詰まっているので、打球方向まではコントロールできないので、使い方としては良かったかなと思います」

 

Q.試したかったことは?

「今日は出力に重点を置いていたので、フォアボールが何個出てもいいから強く投げる、神経的なところだったり、自分の中の感覚的なところを実戦の中で開放していくというのが目的だったので、その中でコントロールはまとまっていたと思うので、そういった意味ではいい仕事だったなと思います」

 

Q.ゴールが10としたら現在はどのあたりにいるか?

「難しいですけど、自分の中では8割の10割しか出てないと思うので、練習でも試合でも常に10割近くで投げているんですけど、自分の持っているものの8割の10割しか出せていないので、それが持ってるものの10割の8割ぐらい、逆になったときにコントロールが良くて、球速が出てるということになると思うので、そこは自分の中では100マイル投げられる能力があると思うので、その秘めているところを開放していくことが大事じゃないかな、と思う。

そこから削るところは削っていくと力感につながってくると思うので、まずは力感が一番かなと思う」

 

Q.日本での実績はあるが、もう一度イチから作り上げているように見える。自分の中では?

「一度崩れてしまったというところではありますし、感覚だけでやってきたわけではないですけど、

自分の中である程度思うように投げられた時期があって、その中で同じようにやってるつもりができなくなってる

なんでできていたのかというところをより言語化できるように。

なんでかを頭の中で理解しながら投げられるように今はやっているので、

それができたら技術的に、パフォーマンス的に沈むことは少なくなると思いますし、

今は本当に苦しい状況ではあるんですけど、

ここを越えたらすごく楽しみな部分はあるので、ここがひと踏ん張りかなとは思ってます」

 

Q.表情が柔らかく見えるのは先が見えてきたから?

「パフォーマンス的にはまだまだ上に行けると思うんですけど、健康面でも不安はないですし、技術的にも右肩上がりで来ているので、そこを最後3、4マイルですかね、そこを上げるためにも自分の中でできていないところは何個かあるので、そこが合ってくればいくんじゃないかなと思う。そこができるかできないかは別の話なんですけど、そういった意味では希望はあるのかなと思います

 

Q.肉体強化。体重は増えてる?

「体重は変わってないです。トレーニングでは下半身は今までよりも上げたりだとか、上半身もやるようになったりとか、もちろん違いはあるんですけど、球速のためにやってるわけじゃないので、耐久性のためにスタミナを上げるためにやっている

球速はフォームだったり別のところにあると思うので、そこは分けている。

基本的に何キロまで増やしたいというのはないですけど、体の感覚が変わらない程度に中身がしっかりできれば。

あとはシーズンで投げながらつく筋肉もあるので、そこは単純に大きい方が、重い方がいいというわけではないので、感覚、パフォーマンスとも比べながらやりたいなと思います」

 

Q.マイナー登板が続くが、環境の変化への対応は難しい?

「マウンドに関しては日本と違って基本的に一定に感じるので、投げやすい投げにくいというのはあまりないですし、ただ、移動が多かったりだとか、球場のスペースが違うんですけど、メジャーでも狭かったりはあるので、そういった環境でも出せるようにしないといけないのですごくいい練習になっていると思いますし、登板前日に移動しないといけないというのはメジャーある人はあるので(原文ママ)、いい練習になってるかなと思います。その中でもいいパフォーマンスができているので、それに関してもすごくいい経験になっていると思います」

 

Q.米国のご飯は慣れた?

日本食食べてます」

 

 

 

すごく正直に話してくれたね!

珍しい。なんでこういうときに限って映像がないんだ……!

柔らかい表情、って記者が言ってるけど、見たかったです!

 

ま、同日に大谷さんも先発だったのかな?だったらそっちに話題は流れますわね。

所属チームに有名選手が多いこと、特に大谷選手がいることで朗希がマスコミ関係で回避できていることは多々あるだろうから、そこは感謝しています。

 

さて。リハビリ登板は結果は気にせず見ているんですが、いろいろ試せているようで良かった。

たぶん球数制限があるんだろうね。3Aのチームもそれを厳格に守ってくれている感じで、安心しています。

 

ロッテの二軍でもできたとは思うけど、もっと焦りが生じたんじゃないかと思う。

ドジャースなら常勝軍団だから、朗希がチームを背負う必要はないし、朗希もそれを知ってて、焦って同じ轍を踏むよりも、確実にステップアップに励んでいると思う。

 

「フォアボールが何個出てもいいから」

これ、すごく嬉しかったです。

それが許される環境で、でも試合で、投げて欲しかった。

 

昨季はずっともがいていたと思う。

何かおかしい。原因がはっきりしない。でもシーズンは止まらない。

試合中に試す余裕なんてもちろんなくて、うまくいったりいかなかったりの繰り返しだったんじゃないかな。

 

試合の中でしか分からないことってたくさんあるんじゃないかなと思います。

なので試合の場でいろいろ試せている今は、とてもいいと思っています。

マスコミも比較的うるさくないしね。目にしてないだけかもしれないけど。見ないようにしているので。

 

もし今季もロッテにいたとして、ロッテの成績が今と変わらないかは分からないけど、

朗希の調子が今程度だとしたら、もっとバチクソに叩かれていただろうと思う。ファンも含めて。

そういう意見は見なきゃいいんだよ、ってね、やっぱりそういう問題じゃないですよね。

なんで叩かれなきゃいけないんだろう、ってやっぱり考えてしまう。同じように調子が上がらない人なんてほかにもいるだろうに、なんで朗希だけ、って思ってしまう。

 

朗希だけじゃないんでしょうけどね、ファンが叩くのはまだ分かるんですよ。期待してるからこそ、っていうのは、心理としては分かります。それでも叩くのは違うだろとは思いますけど、

それよりも、完全に感情論だけで嫌いとか、試合も見てなさそうなくせにいちゃもんとか、

それがスターの宿命と言われればそうなんだけど、どうもいなす術を得られないです。

だから移籍して良かったと思っています。

 

この一問一答でいちばん嬉しかったのは、朗希が目指している先とわたしが望んでいる未来に通ずる部分がたくさんあったこと!

 

「真っすぐとフォークのピッチャー」、変化球に「頼る年齢でもない」

ほんとーーーにそう思います。

空振りでもファールでもいいから、真っすぐでふたつのストライクで追い込んで、フォークで三振を取って欲しい。こういう朗希がまた見たい。

 

小さい変化の球でゴロアウトもね、必要なときはあるけれど、あれだけの真っすぐとフォークがあるんだもん。技術より力でねじ伏せて欲しい。若いうちだからできるピッチングをできるうちにたくさんして欲しい。

 

そのまま突き進んで、どうか理想の自分を掴み取って下さい。

と今は願うばかりです。

 

 

 

3.30 vsタイガース戦・4.6 vsフィリーズ戦

 

3.30は開幕第二戦後の、久しくなかった感覚が戻った、っていうコメントにすっかり安心した自分を恥じました。ピッチャーの繊細さを、軽んじていた。1シーズン試行錯誤したもの。

そんな簡単じゃないよね。

ですがよくぞ一週間で!4.6のピッチングまで立て直してくれた!

 

こういう日もあるさ、で割り切れるのは本調子のときで、苦しかったと思う。

そんな中、信じられる技術があれば気持ちは関係ない、っていうコメントがめちゃめちゃ逞しかった。

 

そしてその技術を取り戻すきっかけがロッテ時代の映像っていうのはやっぱりうれしい。

どのあたりの試合を参考にしたのかな。

プライアーコーチの、いちばん大切なのは朗希の感覚、的なコメントもうれしかった。

 

4.7 スポーツ報知

制球力修正のきっかけは”ロッテ時代の映像”だった。

マーク・プライア―投手コーチは「彼自身がビデオを見返して気づいたこと。それは感覚の問題だった。もちろんフィジカルな要素もあるけど、それよりも『前にあったあの感覚を思い出したい』という気持ちが強かった。それをつかめたのが、大きかったかな」

 

※インステップ…投手が踏み込んだ足が、軸足のかかとからホームベース方向に引いたラインよりもつま先側に着地する状態をいう。

インステップは、体の早い開きを代償するために起きている代償動作で、足が内側に入ってしまうのが特徴。

 

※体の開きが早いとタメを作れず、上半身が早く投球方向を向いてしまうために体をねじってエネルギーを貯めることができない。

 

フォークの回転数が600ないくらいがほとんどらしいけど、本来のピッチングができない間に得た代償なのかな!?

 

今まで見てきたのだといちばん少なくても700台で、1400台とかもあって、ゾーンに投げ込んでストライクを取るか、ボールゾーンに落として空振りを取るかで変えてるのかな、って思っていたんだけど、回転数の表示がある試合のほうが少なかったし、これの正誤はともかく、唯一無二の球を持ったことにワクワクが止まらない。

 

日本時代のフォークでも最高評価だったんだよね。スケール8だっけ?今、それ以上の球になっていて、ピッチングニンジャさんから「ドラゴンフォーク」と命名を頂戴。

大船渡線の愛称がドラゴンレールなことを知っていて名付けたのかは分からないけど、

すごい偶然ですね。

こういう素敵な情報を得られるから、どんなに怖くてもXをチェックしちゃう。

 

3.30の試合後はもっとメッタメッタに言われるかな、と思っていたけど、案外ドジャースファンが温かかった。

 

People will  clown this, but I just see a man who really wants to be great.

It has feel lonely on that mound when you're not pitching well in a brand new 

country with high expectations.

He'll figure it out.

 

人々はこれを笑いものにするだろう、だがこの男は心の底から最高(の投手)になりたいと思っているように見える。

異国の地で、大きな期待を背負い、うまく投球できないと、マウンドでは孤独を感じるはずだ。

いずれ自分を取り戻すだろう。

 

It you see this and your first thought is that he's soft or "not built for it",

you're part of the ploblem.

Because truthfully, most of the people replying negative things have never been

good enough at something to even come close to understanding.

That's straight passion.

 

これを見て、彼が柔らかい、または「それに向いていない」と最初に思った場合、あなたは問題の一部だ。

なぜなら正直なところ、批判的な反応をしているほとんどの人は、彼を理解できるほど何かを成し遂げたことがないからだ

それはまっすぐな情熱だ。

 

ドジャース専門ポッドキャスト番組「The Dodgers Bleed Los Podcast」より

ジェイコブ・ブラウンソン氏

 

まだOBか記者かの区別もつかないんですが、おそらく記者の方かと。

”いずれ自分を取り戻すだろう”という結びが大好き。この和訳好き。

 

自信の問題だ、ってよく聞いたけど、自信さえ持てばもっとやれる、って言ってもらえるのも、実力は認められているわけだからうれしいけど、朗希は自信がないかな?

私はそうは思えないんですよね。

 

かと言って自身を過大評価しているとも感じないけど、自信がないって聞くと、違和感を覚える。

朗希は、周囲がどう騒ぎ立てようが浮足立つことなく、自分の現在地を分かっていそうに見える。ここが最大の、朗希の言葉を借りるなら、信じられる技術。

 

しかし今季からMLBの試合を見始めたから、相手の力量にビビるほどの情報がないのだけはいいことかも。

フィリーズって打線、強力だったんですね。しかもバッター有利な球場だったとか。

前情報なくて良かった。めっちゃ落ち着いて見られたもん。

 

朗希が投げる球を見て、怖さがなかったというのもありますが、ピッチクロックって実際に見るとめちゃめちゃ短いし、でも首を振って真っすぐを選択していたからさー。

これを見られたから、今日は大丈夫、って思っちゃった。

 

ロバーツ監督の「朗希は土曜日」を聞いて、中5日?と思ったけど、日本時間の日曜日ね。まだまだ現地との時差にも慣れにゃいなあ。カブスは二度目の対戦ですか。

80球目安かー。復調の兆しが見えてからの本拠地のマウンドはどうかな?

 

あ、タイトルや本文は日本時間でしばらく行きます。

 

 

 

メジャーデビュー戦!

 

凄かった。人は自分の為だけに強くなろうとしたときより、誰かの為にそう思ったとき、限界を超えられるんだって思った。

 

いつかの西武戦でもね、1アウト2塁3塁だったかな、ノーアウトだったかな?

そこから連続三振で切り抜けたのはあったし、その力はある人だけど、あの場面でそれをやってのけるのが凄い。

 

押し出しで失点って日本であったっけ?高校時代とか22年の試合とか何試合か見てないのがまだあるから言い切れないんだけど、メジャー初の失点が押し出しって、極限を表しているようで、きっと今後ずっと忘れない。

 

言葉よりも、一生懸命に野球をやっている姿を見せることが、故郷への応援に、恩返しになるんじゃないか。何年かの時を経て朗希が至った考え。

全身全霊で見せてもらった。

 

故郷のパブリックビューイング開催もきっと知っていたでしょう。たとえ知らなくても、きっとみんな見てくれていると信じていただろう。

 

違うな。朗希の言葉を借りれば、見られたときに恥ずかしくないように。

とてもたくさんのものを背負っているな、と思ったけど、背負えるだけ背負って、それによって強くなれるのなら、下手な心配は失礼かもしれない。

 

でも今回やっとね、次の登板がただ楽しみな、23年に戻れた気がしてるよ。

何故なら、いいときのフォームの感覚が戻っていた、って朗希の口からはっきりと聞けたから!

安心したよう。

 

この感覚の部分だけはね、どんなに周りがフォークを褒めたりとかしていても、朗希が

納得できているかが分からなかったから、24年はずっと怖かったんだ。この試合も怖かったんだ。

 

周りに野球の、朗希の、話を突き詰めてできる友だちがいないから、今回もひとりでもんもんもんもんしてた。

 

デビュー戦でストライクが一球も入らなかった、って聞いたこともあるよ、それぐらいの舞台なんだから、或いは炎上したとてドジャースは序盤の試合は重視してないチームっていうのも聞いたし、でもなあぎゃいぎゃいうるさい層を黙らせて欲しいっていうのもあるにはあるけどなんせデビューだよ。とかね。

 

でも伝わる人にはちゃんと伝わっていたな、って黒田博樹さんの言葉を聞いてうれしかった。

 

アマプラ内。

「佐々木投手の立ち上がりですよね。メジャーリーグの世界に飛び込んでいくっていうね、その気持ちというかね、そういうのをすごく僕は感じた、あの初回の立ち上がり、100マイルを連発した、立ち上がりっていうのは僕はそれをすごく感じましたね」

 

メジャーリーグ、世界に入っていく意気込みというかね、緊張を見せてもらったなと思いましたし、日本の皆さんも、そういうのを見れたんじゃないかなと、そのメッセージは伝わったんじゃないかなと、わたし個人的には思いますね」

 

「立ち上がりのね、彼のマウンドでの姿、そしてボールを見てね、やはりそれぐらいの覚悟で調整してここに来たんだなっていうのをね、非常に私は個人的に感じましたし、同じピッチャーとして同じメジャーを経験した者として非常になんかうれしかったというかね、そういう気持ちになりました」

 

誠実な人なんだろうなあ、というのと、経験者だから分かる領域を感じた。

コメントの内容は同じだから、まとめようかとも思ったんだけど、印象に対する感想は、これこそが正しい形だなと思ったからこのまま。

 

ロッテの先輩も見に行ってくれてたんだね。また泣かされたよもう。

昼間のオープン戦、終了後に『今夜このまま』かけてくれたんだってね。素敵過ぎるぜ。

 

種市さんと恭大さんはたぶんいっしょに見に行ったんだよね、投稿の角度が似てたから。西村さんも現場だったのかな?

会えたかな。来てくれたのは知ってるだろうけど、お話できていたらいいな。

 

終了即飛行機、みたいなスケジュールだったっぽいけど、でもSNSの良さって居場所を無関係にしてくれるところね。遠くても連絡は格段に取りやすくなってるよね。

 

角中さんは家族連れだったみたいだから会ったりはしていなさそうだけど、メッセージが角中さんらしくてすごく良かった。朗希が載せた画面だと「まあまあやな。」しか見えなかったけど、「頑張れよ!!」とも贈ってくれてたんだね。

吉井監督の言葉もすごくすごく良かった。

 

あと試合前のベンチメンバーとのタッチ、メジャーでは?ドジャースでは?全員とするのが恒例のようでなんか安心した。

朗希のルーティン、できうる限り崩して欲しくないもんねい。単純にロッテ時代から大好きな光景だったし。

 

まだケータイの待ち受け画面とかロッテ時代のまんまにしてるけど、やっとドジャースの試合を試合として観た気がしたというか。オープン戦というのを差し置いても勝敗とか気にならなかったけど、やっと、勝って欲しいってこの試合で初めて思った。

 

しかしあれですね。情報過多ってわけではないんだけど、私がアップアップしている間に現地組サクサクXとか上げてくれてるし、見た人の感想?も付いてますね。

みんな早いなあ。こんなところでブログ書いているより、そういうところにコメントしたほうがつながりが生まれるかも…とは思いつつ、かみ砕くのに時間がかかっていけませんわ。

 

しかしろーたん、髪、伸びたようだけど、アメリカで切れるとこあるのかな。いや美容院は山ほどあるだろうけど!

 

 

 

「遠くに行っちまったな…」

 

Xで、朗希の結婚報告を受けこの記事のタイトルを呟いていた、学生時代の球友くんの

過去記事と、いま現在、私が感じていること。

 

 

 

11年3月11日の東日本大震災から13年がたつ。当時の少年たちは次々に、社会へ羽ばたいている。

 

ロッテ佐々木朗希投手(22)の大船渡(岩手)時代のチームメートの多くもこの春、社会人になる。4年間、神奈川・相模原市の北里大に通った村上泰宗さん(22)もその1人だ。

 

帰省し、大船渡市内の海辺に初日の出を拝みに行った。「その時、朗希も来ていて。『おめでとう』って言ってくれて。母親同士のネットワークで知ったんですかね」。同じ陸前高田市の出身。震災で父を亡くしたのも同じだ。

 

あいにくの曇り空で、三陸の海から上がった太陽はうっすら光が差す程度。その海に家族を、町を奪われた。でも憎んでいない。4年前に上京した村上さんは岩手県にUターン就職し、水産関係の仕事につく。

 

北里大の海洋生命科学部の研究センターが、大船渡市内にある。しかも”ロッテ朗希”誕生を仲間全員で見つめたドラフト会見場のほど近く。そんな縁深い大学へ進んだ。上京の日の記憶はうろ覚えだ。

 

「新幹線の駅まで親に送ってもらって。そこから1人で新幹線、小田急線、相模大野からバス。あんまり都会に感動、とかはなかったですね」

 

上京して4年間、特に学んだことは。

 

「何ですかね。うーん、あんまり他人を信頼しすぎないことですかね」

 

良き友もできたし、そうじゃないことも。震災をやゆされることもあって、高校時代の仲間に愚痴ったこともある。「そんなの友達か?」。球友の言葉に胸が熱くなった。

 

人間関係で気がめいっていた時期に、成人式があった。陸前高田と大船渡の式典を「ハシゴしたい」と言った朗希と一緒に、ハシゴした。いろいろな仲間に「いま何やってんの?」と尋ねてみた。

 

「みんな、どういう生活してるのかなって。しんどいのか、ラクなのか。苦労してるヤツは苦労してるし、そういう話で気持ちを共有して。高卒で就職して楽しんで仕事してるヤツもいたし。俺も頑張ろっかな、と思いました」

 

東京で地元のような落ち着きを感じることはあまりなかった。たまに乗る満員電車はしんどかった。帰省するタイミングで地震が発生し、東北新幹線が運行休止になった。

 

「新幹線使えなくて、帰り方もよく分からなくて。みどりの窓口に入って『〇〇で行きたいんですけど』っていうのを続けて。それがだんだん北に行くにつれて、係員さんが優しく親切になっていって」

 

東北が好きだ。大学の研究室の仲間と、大船渡の研究センターを訪れたことも何度かあった。皆が震災遺構に言葉を失い、食事や景色に感動している。

 

「そういうのを見るとなんか、別に自分が作ったご飯を食べてるとか、自分の管理してる景色を見て感動してるわけじゃないですけど、でもなんかうれしいなと思います」

 

たぶんそれは「誇らしい」という感情だ。誇るべき故郷へ戻り、働く。

 

「震災の経験とかがあって、貢献じゃないですけど、地元に帰って自分の好きなことで復興とか発展とかに携われたら、やりがいがあるかなって」

 

楽しみ半分、怖さ半分で社会人になる。ひと足先に社会に出た朗希を、誇りに思う。飲食店で隣のテーブルが「佐々木朗希が…」と盛り上がっている様子も何度か聞いた。

 

「朗希、すごいんだなーって。でもあいつ、どこまで行くんですかね。メジャー行く前にもう1回見たいな…」

 

大学や就職先では、自分を「佐々木朗希の元チームメート」と知っている人もいる。でも。

 

「会話のきっかけになる面ではいいかなと思いますけど、でもこう、自分のことじゃないのに威張るのもなんか違うので」

 

そんなつつましい青年だ。どんな大人になっていきたいのだろう。朗希とハシゴした成人式で、行く道を思い描き始めた。

 

「あの時、周りの人たちに本当に元気をもらって…。めっちゃかっこ良く言うと『そっち側になれたらいいな』って、こっそり思ってます」

 

めっちゃいい顔をして、岩手に帰る。【金子真仁】2024.3.11

 

 

 

朗希の入籍報告はそりゃあそりゃあ驚きました。

眠気吹っ飛んで朝イチからスーパー行って、いつもよりお高い豆腐を買ったりしました。自分へご褒美を用意するような満足いく生活はできてないけど、今日はいっかなーって。幸せのお裾分けにはやっすいけど、気分よくお金が遣えたのでヨシ。

 

子どもは嫌いじゃない、といつか言っていたけど、たぶんむしろ好きでしょ、朗希。

子ども欲しい人は早い結婚がいいと思ってる。

それに誠実だね!新天地で生活を始める前に、恋人のまま連いてきて、じゃなくて入籍。朗希自身もだろうけど、お相手もアメリカで過ごす時間の安心感がぜんぜん違うと思う。

 

ロッテからいっしょに渡米したという栄養管理士の方?とか、学生時代から付き合ってたような人?とか邪推もしましたが、まあまあそれは。奥様会みたいなのに参加されるならそれはそれ、いつまでも明かしてくれなくてもそれはそれ。

 

本当はねー、日本にいる間に聞けたら、ロッテのみんなから祝福される姿を見られたのに、とは思った。安田さんが結婚行進曲で打席に入ったの、すごく良かったよね。

まあいずれにせよシーズン中じゃないし、契約決まらないと発表もする気になれなかっただろうしね。決まったあとでプロポーズしたのかもしれないし。

 

種市さんの、「言ってくれよ」がなんともらしくてやっぱり好き好き大好き。

 

オフは日本に帰るのかな?毎年、学生時代の仲間と自主トレしていたけど、周りが所帯持ったりってなったら、パートナー務めてくれる人いなくならないかな?なんてどこ目線だよって心配もしてたけど、まさか朗希がこんなに早いとは笑

とにかくおめでとう!!幸せでいてね。

 

 

 

吉井監督

 

前編が今季の課題と野手について、だった模様。そちらは未読なので後編の感想だけ。

タイトルすら見たくない媒体で、できうる限り目に入れないようにしているんだけど、

今回に限っては読めて良かった。一部をXに抜粋して下さった方のお蔭です。ありがとうございます。

ただ、吉井監督が朗希の監督で良かったと再確認できただけで、媒体の印象は変わらず。今後もそうでしょう。

 

――投手陣について。昨年10勝した佐々木の穴をどう埋めるか

「佐々木の課題にもなっていくんですけど、先発がゲームの半分以上を投げるので、先発の調子をしっかり1年間維持させるのがチームにとってプラスかなと考えています。

先発の勝ち星は時の運があるので、そこはあまり考えてなくて、イニング数を埋めてくれるか、その中でチームに勝つチャンスを持ってきてくれるかですね」

 

――FAでソフトバンクの石川柊を獲得しましたが、小島、種市と並ぶ3本柱くらいに期待してますか

「実績は彼らより上だと思っています。年齢が33。ちょうど、もうひと伸びできる時期。今まで以上のパフォーマンスを期待しています」

 

おじーと種市さんに愛着を感じる。監督だって監督である前に人間だもの。

 

――新外国人のサモンズ。

「スタッフの報告では先発で使って欲しいと。先発で考えています。彼も日本に来てちょっと緊張気味。これからどうなっていくか見ていきたいです」

 

外国人選手もやっぱり緊張はするんだなあ。朗希とはまた立場が違うとはいえ、そりゃ

そうか…。異国の地で緊張とか情緒を感じ取ってくれる指揮官っていいね。

 

――3年目の田中晴など若手の先発候補で期待できる選手は?

「田中晴、中森……あとは年齢はいってますけど、石川歩(36)がかなり調子良さそうなので。彼が復活してくれたらホント、エースクラスなので、期待はしています」

 

――抑えは益田で定着させますか。

「この2年間、リリーバーはだれがどこを投げるかは決めていないと選手たちには言っています。クローザーはだれというのは言っていないんです。結果として益田がいちばんセーブを挙げてますけど、そのゲームの中でいちばん大事なところにいちばんいい投手をつぎ込んでいきたいと思っているので。

いままでの実績と実力からいったら益田になってしまうんですが、新しいピッチャーにも出てきて欲しい。昨年活躍した鈴木、あと朗希と同級生の横山、22年ドラフト1位の菊地……このへんの若い子がどーんと出てこないかなと思ってます」

 

菊地りっくんの「菊地」はこの字で合っていたか一応確認しました。そのくらい信用していないです、この媒体。

 

――22年にロッテで49試合に投げたゲレーロが戻ってきた。

「あのシーズンは、自分はアメリカに(指導者の)修行に行っていたのであまり見ていないんです。ただ、いろいろな周りからの情報では、あのころよりまた成長しているらしいので、楽しみです」

 

――佐々木への期待と課題を伺いたいのですが。

「いまとなっては彼に対して何も思うところはないんですけども……まあ、頑張れ、という感じです」

 

誠実でない相手には同等に接していいと思う。本当のことを全部言わなくていいと思う。

あ、もちろん吉井監督と朗希の話ではないですよ。

 

――メジャーで言えばこういう投手に成長していくんじゃないかというイメージはありますか?

「真っすぐ、フォーク、スライダー……球種はあまり多くないので。真っすぐのスピードを武器に……あまりいないですかね、メジャーにああいうタイプは」

 

メジャーをあまり知らないけど、そうらしいね!

でも真っすぐでふたつストライクとってフォークで三振、とかの構成、大好き。アメリカでそこまで本格派のピッチャーになってくれたら最高だなあ……。

 

でもそこまでは望みません。朗希がどういうピッチャー像を理想としているか分からないですしおすし。

まずはメジャーの試合で一勝。

その前にライブBPでもいいから真剣勝負を見たい。

 

――課題があるとすればどんなことですか。

「まだ、発展途中の投手なので、すべてが課題じゃないですかね」

 

――年間通してローテを守ることがなかったが、体力面の他に技術面の課題とか。

ドジャースがどんな使い方をするのか、ちょっと分からないので、なんとも言えないです」

 

何このアホっぽくて失礼な聞き方。とか、って何?文章にしてから聞けよ。プロでしょ、仮にも。口語は違うとしても、これを載せられるのがある意味すげー。お里が知れるよ。

 

――中5日とか中6日で回るのは現実的ではないですが、彼はどういうことをより高めていけばよいと思いますか。

「それはドジャースが決めることで、僕が考えることではないと思います」

 

おっしゃる通り!なに前監督に聞いてんの

いちばん足引っ張りやすいポイントだからねー聞きたかったんだろうねーだいきらいだよ。

 

――彼が離脱したり、登板間隔が一定ではなかったことで、他の先発陣にシワ寄せはあったんじゃないですか?

「いや、特になかったです。それも織り込み済みでこちらはスケジュールを組んでいましたし。特になかったと思います」

 

吉井監督……。オマエ、チュキ。←ヘルウルフ風

 

――それによって他の投手がダメージを受けたようなことは?

「ないですね。他の投手もコンディショニングをうまく整えられるように、こっちはうまく回したつもりなので。朗希が出ないときは、代わりに試したい投手がたくさんいるので、他の投手にシワ寄せがいくことはなかったですね。逆に若い子たちはチャンスをもらえて良かったんじゃないかと思っています」

 

ナメんなよ、って吉井監督の声が聞こえそうなほど爽快で痛快。

 

――日本ハムダルビッシュが抜けた2012年にリーグ優勝。広島は前田健太がメジャーに移籍した翌年(16年)から3連覇しています。2ケタ投手がいなくなったことがプラスになるような期待はありませんか?

 

「ひとつ枠が空いたわけですから、そこを狙ってる選手はモチベーションが高くなっていると思う。それがハマればうまくいくでしょうし、その子たちの実力がそのレベルに来てなければたぶんうまくいかないでしょうし。オリックスは由伸が抜けて結構、しんどそうでしたから。そこはどっちにもいく可能性があると思うんです。

ただ、マリーンズは若くてモチベーションの高い子が何人かいるので、チャンスを掴んでくれたらうまくいくんじゃないかと思っています」

 

野球をテレビゲームか何かぐらいにしか捉えていなさそうな記者の不誠実さを感じた。

試合見てないっしょ。ロッテに限らず。試合結果だけ見てんじゃないの

 

――彼らにはそれだけのポテンシャルがありますか。

「あります。特に田中と中森のふたりは」

 

 

 

終始、吉井監督の塩対応が気持ち良かったです!

朗希もそうなんだけどさ、なんで文春?って思ったの、一瞬。朗希の文春のはまだ半分ぐらいまでしか読んでないんだけどね、もったいなくてね。1ヵ月契約したから、その間に…というより春季キャンプ中の朗希の初登板までに読もうかなって。

 

小説読むの好きなんですが、小説も、ページ数的に終わりが見えてくると読むのを一旦止めて、次を探すんです。で、見つけたら再開。相性悪かったり外れのは一気に読んですぐ、過去に読んだのでもいいからすぐに次に行くんですけどねい。なんでしょう、貧乏性?

 

ですので未読の部分はあるんだけど、文春は取材力はちゃんとしてる、って聞いたことはあった。とはいえ自分からは近寄らないけど、朗希が取材受けたのは強いなって。

イメージだけで排除しないのは強さだなって思った。

少なくとも、もったいないからゆっくりじっくり読もうと思えたほどの内容でした。

今、読んだところまででね。

 

吉井監督も、よりによって、とは思ったけど、正面切って取材しに来たのなら、答えないこともないって感じかなあ。

普通の感覚を持ち合わせているならば、一度でも面と向かえば人格全否定みたいな文章を取材ゼロで書く無責任に恥を知ると思う。

 

でもこのテの人たちって、自分たちの望む成果が得られないと仕返しみたいに低能なこと平気でするからなあ。

今後に注目…は、しないですが。

 

何はともあれ、吉井監督がずっと朗希を守ってくれていたこと、今も変わらずそうしてくれていることが伝わりました。

理解の上で、今後をもう少しそばで見ていたかっただろうことも。

 

WBCには参加しないのかな。今回発表があった首脳陣は、もうガチガチの決定なのかな?選手は流動あるだろうし、プレミア12のコーチ陣は見てないんだけど、今回の発表には’23大会と被ってる人ひとりもいなかった?コーチ陣。

 

種市さんと髙部さんの選出、うれしいです。大会のための稼働増が弊害には、朗希はなってなかったと思うけど、ふたりにもそうであることを願ってるよ。

 

あ、ヘルウルフはサンレッドという漫画のキャラクターです。スキかコロスの二択しかない子で可愛いんです。

舞台が地元でキャラが豊富で羨ましいほどに優しい世界で、大好きでした。

 

 

 

ウルフ氏③バッシングについてと「鶴の一声」

 

ウルフ氏は登板間隔について「当初は5日ごとに登板することはない。どのチームも彼を徐々に慣れさせていくだろう」とし、さらに”バッシング”について

「彼は若くしてMLBでプレーすると表明しており、日本ではそれが非常に逆流行為と見なされている。多くの人がそれに同調して彼と彼の家族に誤った噂を流し、彼の精神状態に非常に悪影響を与えた」

とため息をつき

 

「彼がこれまで経験してきたこと、メディアとのかかわりが楽しくなかったことを考えると、小中規模の市場の球団のほうがソフトランディングとして有利かもしれない。そういう議論はある」

「彼がどう考えるか分からない」

とメディアの少ない静かな環境の可能性を示唆している。

 

ウルフ氏は深刻な表情で、ゆっくりと言葉を選びながら語った。

「ここ数年、朗希はつらかった。

日本のメディアは、日本にベースを置く米メディアはそうではないが、日本のメディアは非常に彼に手厳しかった。個人的な意見だが、いささかアンフェアだった」

 

その直後に「彼のメンタルにいささか影響した」と語ったあと、「彼の精神状態にとって、非常に『detrimenta(有害)』だった」とトーンを上げた。

 

「メディアとの楽しい経験がなかったことを踏まえると、中小規模のチームのほうがソフトランディングでいいかもしれない。もちろん、大都市でもやっていけると信じているが」と見解を語り、同紙(ザ・レコード紙?)は「メディアによる刺々しい監視は、佐々木がメジャー挑戦の時期を早めた一因だ」とした。

 

※ソフトランディング…軟着陸。無理な抵抗を受けないで柔軟に、という意味

 

ちなみに、程度のメモ。

ジョエル・ウルフ氏のいる「ワッサーマン・メディア・グループ」は大手代理人事務所。2002年にカリフォルニア州カールバッドに設立、活動エリアは20か国以上、スポーツマネジメントなど複数の事業を展開、八村塁らも所属

 

ウルフ氏は’23オフにドジャースとの大型契約をまとめた山本の代理人を務めるなど多くの日本人選手を担当。

米大リーグを代表する敏腕代理人

 

 

 

トップダウンの”鶴の一声”が波乱を呼び起こしている。

MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナー(66)が、ポスティングシステム(入札制限)を利用して米球界挑戦を表明した、ロッテ・佐々木朗希投手(23)の契約時期について、来年1月15日以上になるとの見通しを示した。

 

異例のコミッショナー声明の裏側では、メジャー各球団から佐々木に対し

MLBを動かした日本の怪物」

と驚嘆の声が上がっているという。

 

マンフレッド・コミッショナー20日(日本時間21日)、今後激化が予想される佐々木争奪戦に早々とクギを刺した。

 

異例発言を読み解くにはまず「国際ボーナスプール」という難解な枠組みを知る必要がある(耳タコですね~色変えます読み飛ばし可)。

 

これは25歳未満、もしくはプロリーグに所属して6年未満の外国人選手(米国、カナダ、プエルトリコを除く)と契約を結ぶ際、各球団に毎年割り当てられる資金枠のこと(年俸総額が”ぜいたく税”の基準を超えたり、前年に大物FA選手を補強したりしたチームは減額対象)。

この枠が1月15日になると、2025年度分にリセットされるのだ。

 

23歳の佐々木が今オフにMLB移籍を目指す場合、いわゆる「25歳ルール」が適用される。同ルールに基づく外国人選手はマイナー契約しか締結できず、契約期間は例年1月15日から12月15日まで。

 

ちなみに24年度分の「国際ボーナスプール」では250万2500ドル(約3億8700万円)をキープしているドジャースが最も多くの獲得資金を残しており、佐々木獲りの大本命とささやかれる抜かりなさが金銭面においてもクローズアップされていた。

 

だが、このコミッショナー声明によって佐々木争奪戦は事実上、ドジャース有利の下馬評が覆される形になりそうだ。

(どこのチームの資金がいくらか略、下にまとめて載せます)

 

MLB関係者のひとりは、「これで資金面におけるドジャース有利の声は、ひとまず沈静化するはず」と解説し、こうも補足した。

 

「日米で今も飛び交うドジャースと佐々木の蜜月ぶりやタンパリングを疑うようなネガティブな論調とダーティーな印象をシャットアウトするために、マンフレッド・コミッショナーがあくまでも『公平な競争』を印象付けようと自ら動いた。

 

それだけ佐々木の存在をコミッショナーも認めており、大きな期待を抱いている証拠といえる。

いずれにせよ、メジャーではまだ何の実績もない23歳の若者に対し、MLBのトップ自らが実質的な”強権発動”を振るったケースは長い歴史上を振り返ってみても史上初。異例中の異例だ

 

別の米球界関係者によると、このコミッショナー声明は一個人の「願望」ではなく半ば強制的な「指令」に近いという。

 

「実は7日(日本時間8日)に開幕したGM会議でも、その時点でまだポスティング移籍を表明していなかった佐々木に関し、早々に話し合いも行われていたようだ。

佐々木が後々ロッテからメジャー挑戦に正式なゴーサインが出される場合に備え、コミッショナー自らが音頭を取り、全球団のGMを集めてミーティングの場まで設けたらしい。

 

どうやらその席上でコミッショナーは『日本の至宝』と目される佐々木については公平な獲得競争となることを望み、25年度の予算に切り替わってドジャース以外の他球団にも獲得チャンスが広がる来年1月15日以降の契約を、自らの”希望”として通達したと聞く」

 

これまで順守されてきた「25歳ルール」が、佐々木に対しては異例のコミッショナー声明によって「ロウキ・ルール」に切り替えられた。

 

「あの堅物で有名なマンフレッドを動かすなんて、やはりロウキ・ササキはモンスターだ」とは米在住のナ・リーグスカウトの弁。

日本の誇る「令和の怪物」が良かれ悪かれ、メジャーの制度をいとも簡単に変えてしまった格好だ。

 

 

 

25年プール金額

 

755万5500ドル=約11億7110万円(8球団)

(ナ)マイアミ・マーリンズ(東)

   シンシナティ・レッズ(中)、ミルウォーキー・ブルワーズ(中)

   

(ア)タンパベイ・レイズ(東)

   デトロイト・タイガース(中)、ミネソタ・ツインズ(中)

   シアトル・マリナーズ(西)、オークランド・アスレチックス(西)

 

690万8600ドル=約10億7083万円(6球団)

(ナ)ピッツバーグ・パイレーツ(中)

   アリゾナダイヤモンドバックス(西)、コロラド・ロッキーズ(西)

 

(ア)ボルチモア・オリオールズ(東)

   クリーブランド・カーディアンズ(中)、カンザスシティ・ロイヤルズ(中)

 

626万1600ドル=約9億7054万円(12球団)

(ナ)アトランタ・ブレーブス(東)、ニューヨーク・メッツ(東)、

   ワシントン・ナショナルズ(東)、フィラデルフィア・フィリーズ(東)

   シカゴ・カブス(中)

   サンディエゴ・パドレス(西)

 

(ア)ボストン・レッドソックス(東)、 ニューヨーク・ヤンキース(東)、

   トロント・ブルージェイズ(東)

   シカゴ・ホワイトソックス(中)

   ロサンゼルス・エンゼルス(西)、テキサス・レンジャーズ(西)

 

564万6200ドル=約8億7516万円(2球団)

(ナ)セントルイス・カージナルス(中)

(ア)ヒューストン・アストロズ(西)

 

514万6200ドル=約7億9766万円(2球団)

(ナ)ロサンゼルス・ドジャース(西)、サンフランシスコ・ジャイアン(西)

 

 

 

黒字が25年1月5日現在で面談したんじゃないか?って噂が出ている7チーム。

ナ・リーグが5チーム、ア・リーグが2チーム。

 

あー疲れたー。全球団そろい踏みだからせっかくだからナ・リーグア・リーグで分けたけど、東とか西は聞けど中地区ってなにー?この時点で現在お手上げ。今ほぼ100%知らないに近いけど、朗希が試合に出始めれば覚えられるのかな。30球団て…。

 

 

最後に何度読んでも理解不能ながらメモ。

国際ボーナスプールは選手のトレード時に付与して取引でき、年間で基本額の最大60%まで追加取得することもできる。

実際、契約が具体的になってやっと理解できました。調べることがいっぱいで忙しいネ☆