'23.6.18 対横浜
6回 96球 被安打6(HR1含) 四球1 失点4 三振7
球速MAX 163キロ
「先制してもらいましたが、逆転されてしまい申し訳ないです」
負けたけど仕方ない、こういう日もある、で済む感じだった。
でもこのコメントと、『試合後は報道陣の問いかけに応じず無言で球場を去った』という記事を読んだら、なんか試合を見終わった直後よりツラくなった……。
残塁も四球も少ない今日みたいな試合は、そこまで凹まない。個人的にはね。
もっと、満塁になったのにあと1点が入らなかったとか、四球で自ら崩れたとかのほうが、消化不良になるけど、勝ったり負けたりできる競技だし、時期的にも切羽詰まっていないから、次にまた頑張ってくれれば、と思ったけど……。
「交流戦最後の試合に勝って終えることができるよう頑張ります」
試合前の朗希のコメント。そうだよなあ。私が考えているよりずっと、背負っているものは多いんだろうな。ローテーションの流れとはいえ、そういう期待を持たれているのも、応えたかっただろうというのも考えると、降板後のコメントがさらに沁みる。
でもでも、吉井監督の試合後コメントには違う角度で感動しました!
「こっちで責任を取るので勝負しなさい」
やり返すチャンスをあげたかった、みたいな言葉もありましたが、この親心というか、
厳しい勝負の世界にあって、見える関係性というか……。
応援してるよ。
21歳の子に、ただガンバレじゃ不甲斐なさ過ぎだから、次に朗希に勝ちがつくまで揚げ物やめるよ!
アホすぎるけどさ。だからさ、次ガンバってよ。
さて、キャプテン打ってくれたね!
キャプテンが打つの、なんかいちばん嬉しい。ロッテの選手はみんな好きだけど、なんか格別に嬉しい。
今日は朗希の打席前に、岡選手と藤原選手それぞれと言葉を交わしていた様子が見られて、それも嬉しかった。
交流戦でパのピッチャーが打席に立つのは楽しみではあるけど、見るのは楽しいけれど、勝負と考えると微妙というか、いや美馬さんとか打ってましたけど、パを見慣れていると投げることだけに集中して欲しいというか、FCイベントとかの遊びで気楽に見たいな。
初利用の媒体で観戦(交流戦はこれも面倒)でしたが、実況の人が2回が終わる前?朗希がキャッチボールしていないけど暑いから少しでも体力温存か?みたいなことずっと言っていたけど、いや打席が次だからだったんじゃないの?
いくら試合前に練習するとはいえ、その様子がすこぶる楽しそうとはいえ、やっぱり不利に感じるし、点差ないときだとなんとな~くどのピッチャーもにやけちゃう気持ち、分かる気がする。見ててヘンだもん。
一所懸命サイン見てる姿は可愛かった!
いちばんヒヤッとしたのは5回のピッチャーライナー。打球自体は怖いものではなかったけど、折れたバットがね!あんな鋭利になった木がもし当たっていたら……
ピッチャーはボールの行方しか見ていないから、バットが飛んできたことに気づきにくいって、いつかの試合の誰かの解説で聞いた覚えがあるけど、朗希も避けたって感じではなかったもんね。逸れたって感じだったから、本当に良かった。
6回のランナー出したあとの二者連続三振が痺れた!カットされて粘られた場面もあった中、中盤のああいう局面で三振でアウトがふたつ取れることは確実に強みだと思う。
今季ペナントレース初被弾だったけど、今回ばかりは相手バッターの談話に全乗っかり。
球場の狭さと風の影響はあったんじゃないかな。完璧に捉えられたって感じなかったんだもん。
交流戦も、ロッテは雨もありながら全日程を終えられたし、少しはお休みできるのかな?
交流戦優勝に絡むからと、今日は巨人ファンも朗希を応援してくれていたらしい。
そんなもんよね。分かるわ。
私もオリックスとホークスの試合はいつも対戦チーム応援してるよ。
1回 9球
①160b、161見?s、142b、161見s、142→空K
②138b、163→遊ゴロ
③162f、141→3ゴロ
2回 17球
④162→左フライ
⑤158見s、158見s、161f、148→ヒット
⑥160f、146wp、162→ヒット…1点
⑦146空s、146b、146b、163f、146b、?→ヒット
⑧143b、159b、157見s、161→左フライ
3回 14球
⑨161見s、159見s、161f、161f、140b、160→見K
4回 19球
①157b、155b、157見s、157見s、159f、147b、144f、?f、161f、162→四球
②?f、160→犠打
③144→2ゴロ
④144見s、162空s、146→ヒット
⑤141b、142見s、144→2ゴロ
5回 12球
⑥157b、159b、158→ヒット
⑦158s、158b、157→犠打
⑧160→P直
⑨(代打)160見s、143空s、142b、145f、144→見K
6回 18球
①158→ヒット
②?空s、143f、144f、161→見K
③145f、161b、160b、143空s、161f、160b、146f、161f、160→空K
④144→ヒット
⑤159→HR
⑥160f、146→右フライ
ロッテ1-6横浜
今日、気持ち的にそこまで落ちなかったもうひとつの理由に、三浦監督の執念を感じた。序盤に二回リクエストがあったけど、戦っているのは選手だけじゃないんだと思えた。
そのリクエストのひとつの、2回にファーストゴロから本塁タッチアウトでの併殺は気持ちよかったーーー。ここで勢いに乗せないようにダメ元のリクエストって感じもした。
戦略なのは重々承知でも、待球作戦で打ち崩したって何?攻略したって何?
打ってないじゃん、ヒット1本じゃん!とか、このてのもやりを感じずに済んだ。
報道陣に応じず、というのにも、無言のメッセージを感じたよ。
それだけ悔しかったんだね。
ふだんマスコミ対応もファンサービスもしっかりやっている人だから、そうやって自分を出していくのもいいと思う。
たぶん長い間ロッテファンだろうなって人が、大スターがファンサービスを率先してやってくれるのはありがたい、みたいなことを言っていて、なるほどなと思った。
朗希ってそういう立ち位置にいるんだなって。
チームにスター選手がいるという特別を改めて感じた。
令和の怪物っていう二つ名も、令和始まったばかりですけど、早くないですか?と勝手に心配していたけど、過度な期待も、それによる反動も、結果で乗り越えようという気概がある子だと感じた記事があったので、それもいずれ。
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「投手にすればしんどいし、イライラする。正当なやり方ではないとは思いますが、あくまで勝負の世界ですからね」
こう話すのは巨人のOBの評論家、高橋善正氏だ。
佐々木はまだ育成段階ということもあり、球数やイニング数に制限がある。球数が増えれば増えるほど降板のタイミングは早くなる。
DeNAは二回、宮崎が4球連続ファウルを含む8球も粘るなど、三回までに1安打ながら打者9人で57球を投げさせた。
六回、牧が勝ち越しの三塁打、宮崎が2ランを立て続けに放ったのは、佐野が9球を粘った直後だった。
高橋氏は「勝負した上で粘られるのは仕方ありませんが」と、こう続ける。
「あからさまに前に飛ばす気のない、バットに当てるだけのファウルが続くと、『ちゃんと勝負しろよ』と腹が立つ。イライラして力めば制球は狙いやすい。
佐々木の場合は球数制限があるので、早く仕留めたいちう焦りもあったはずです。さらに球数を投げれば投げるほど、球筋をじっくり見られてしまうことにもなる。
DeNAにすれば、まともに戦ったのでは難しいと判断したからこその作戦ではないか。
もちろん、佐々木にとってはなんのなぐさめにもなりませんが」
DeNAの心理戦に屈した球界の至宝。これもまた勉強か。
試合後、吉井監督
――佐々木朗希投手の投球は暑さも影響したのか
暑さは関係ない。
――四回、牧選手に投じた3球目のフォークを左前へ同点適時打とされた
決めにいくフォークがいちばん甘くなってしまった。いいバッターにああいう失投をすると、追い込まれたあとはみんな集中力が上がっているので。メキシコ戦で失敗して気づいたはずなんだけど、今日もまた失敗しちゃいましたね。
――六回に再び牧選手。歩かせる選択肢もあったはずだが、勝負にいったのは本人の意思か
こちら(の判断)です。こっちが責任を取るので勝負しなさいと言ったが、初球にいちばん打ちやすい球を投げてしまった。でも、選手に任せて勝負させたこちらの責任です。
――勝負する決断をした意図は
いろいろあるが、朗希にやり返すチャンスを与えてあげたいという気持ちもあった。朗希もそこを乗り越えると、一つ壁を乗り越えられるかなと。まあ、しょうがないです。
――交流戦の中で得た収穫は
交流戦だからどうというのはない。ただ、日々試合をしていて、選手たちはちょっとずつ前に進んだり、後退したりしているが、いいものを見せてくれている。パ・リーグに戻っても、引き続き積極的にプレーしてほしい。