2025.8.20、リハビリ登板2回目
25.8.20(JST21日)登板後、デイリースポーツ
Q.前回(41球)より多い60球。振り返って。
「球数をしっかりこなせましたし、健康面も終わってからもいい状態にあると思います。そこはいいかなと思います」
Q.前回の課題に挙げた出力。最速は97.8マイル(約157.4キロ)だった。
「前回、ふわっと入ってしまったので、そこは本当に反省して、1週間、今日の登板だけじゃなくて、1週間、出力を出すということを意識してきた中で、ライブ3回と前回ゲームに入って、その中で、前回を抜いて段階的に順調に上がってきてるので、そこに関しては満足はしてないですけど、いい感覚できてると思いますし、これを続けていけば、もう少し上がるんじゃないかなと思うので、今日のそれ(出力)に関しては前回より上がって良かったなと思います」
Q.調整期間のキャッチボールで強い球を投げていたのは出力を意識したため?
「そうですね。投げてない期間も長かったので、自分が思ってるよりもリミッターが掛かっている部分もあると思うので、そこを意図的にキャッチボールから、コーチとも話しながら120%ぐらいで投げる感じ。それでも自分の中ではまだ100%出てないので、個人的にはそれを続けていけば上がってくると思う」
Q.100マイル(約161キロ)を投げることについて。
「上半身の使い方は肩が痛かったこともあって、スライダーを投げるときによく使えなかったことろもあるので、その中で徐々にいい使い方が出てきて、それを大きく使ってるのを、今はまとめるというか、元のフォームに戻していく。胸の張りも小さかったので、今はだんだん張れてきてるので。あとは下半身の使い方だったり、脇腹回りの使い方だったり、まだまだ改善点はあると思うので。上半身の使い方についてはだいぶ良くなってきてると思います」
Q.変化球の手ごたえは?
「カットとツーシームは今日は前回よりも良かったですし、コントロールも動きも良かったので十分かなと思ってますけど、
真っすぐとフォークのピッチャーなので、そこに頼る年齢でもないと思いますし、ピッチングスタイル的にも真っすぐとフォークで押していきたい気持ちは全然あるので、
今日はフォークはいい球もありましたし、抜けてしまう球もあったので、抜けたときにどういう傾向があるのかということも感じながら投げていたので、そこは良かったのかなと。いいも悪いもあって次につながるかなと思います」
Q.初回1死二塁だからの二飛はツーシームだった?
「右のインサイドは基本的にツーシームです。基本的にはゴロヒットでしたし、どっちもツーシームだったんですけど、詰まっているので、打球方向まではコントロールできないので、使い方としては良かったかなと思います」
Q.試したかったことは?
「今日は出力に重点を置いていたので、フォアボールが何個出てもいいから強く投げる、神経的なところだったり、自分の中の感覚的なところを実戦の中で開放していくというのが目的だったので、その中でコントロールはまとまっていたと思うので、そういった意味ではいい仕事だったなと思います」
Q.ゴールが10としたら現在はどのあたりにいるか?
「難しいですけど、自分の中では8割の10割しか出てないと思うので、練習でも試合でも常に10割近くで投げているんですけど、自分の持っているものの8割の10割しか出せていないので、それが持ってるものの10割の8割ぐらい、逆になったときにコントロールが良くて、球速が出てるということになると思うので、そこは自分の中では100マイル投げられる能力があると思うので、その秘めているところを開放していくことが大事じゃないかな、と思う。
そこから削るところは削っていくと力感につながってくると思うので、まずは力感が一番かなと思う」
Q.日本での実績はあるが、もう一度イチから作り上げているように見える。自分の中では?
「一度崩れてしまったというところではありますし、感覚だけでやってきたわけではないですけど、
自分の中である程度思うように投げられた時期があって、その中で同じようにやってるつもりができなくなってる。
なんでできていたのかというところをより言語化できるように。
なんでかを頭の中で理解しながら投げられるように今はやっているので、
それができたら技術的に、パフォーマンス的に沈むことは少なくなると思いますし、
今は本当に苦しい状況ではあるんですけど、
ここを越えたらすごく楽しみな部分はあるので、ここがひと踏ん張りかなとは思ってます」
Q.表情が柔らかく見えるのは先が見えてきたから?
「パフォーマンス的にはまだまだ上に行けると思うんですけど、健康面でも不安はないですし、技術的にも右肩上がりで来ているので、そこを最後3、4マイルですかね、そこを上げるためにも自分の中でできていないところは何個かあるので、そこが合ってくればいくんじゃないかなと思う。そこができるかできないかは別の話なんですけど、そういった意味では希望はあるのかなと思います」
Q.肉体強化。体重は増えてる?
「体重は変わってないです。トレーニングでは下半身は今までよりも上げたりだとか、上半身もやるようになったりとか、もちろん違いはあるんですけど、球速のためにやってるわけじゃないので、耐久性のためにスタミナを上げるためにやっている。
球速はフォームだったり別のところにあると思うので、そこは分けている。
基本的に何キロまで増やしたいというのはないですけど、体の感覚が変わらない程度に中身がしっかりできれば。
あとはシーズンで投げながらつく筋肉もあるので、そこは単純に大きい方が、重い方がいいというわけではないので、感覚、パフォーマンスとも比べながらやりたいなと思います」
Q.マイナー登板が続くが、環境の変化への対応は難しい?
「マウンドに関しては日本と違って基本的に一定に感じるので、投げやすい投げにくいというのはあまりないですし、ただ、移動が多かったりだとか、球場のスペースが違うんですけど、メジャーでも狭かったりはあるので、そういった環境でも出せるようにしないといけないのですごくいい練習になっていると思いますし、登板前日に移動しないといけないというのはメジャーある人はあるので(原文ママ)、いい練習になってるかなと思います。その中でもいいパフォーマンスができているので、それに関してもすごくいい経験になっていると思います」
Q.米国のご飯は慣れた?
「日本食食べてます」
すごく正直に話してくれたね!
珍しい。なんでこういうときに限って映像がないんだ……!
柔らかい表情、って記者が言ってるけど、見たかったです!
ま、同日に大谷さんも先発だったのかな?だったらそっちに話題は流れますわね。
所属チームに有名選手が多いこと、特に大谷選手がいることで朗希がマスコミ関係で回避できていることは多々あるだろうから、そこは感謝しています。
さて。リハビリ登板は結果は気にせず見ているんですが、いろいろ試せているようで良かった。
たぶん球数制限があるんだろうね。3Aのチームもそれを厳格に守ってくれている感じで、安心しています。
ロッテの二軍でもできたとは思うけど、もっと焦りが生じたんじゃないかと思う。
ドジャースなら常勝軍団だから、朗希がチームを背負う必要はないし、朗希もそれを知ってて、焦って同じ轍を踏むよりも、確実にステップアップに励んでいると思う。
「フォアボールが何個出てもいいから」
これ、すごく嬉しかったです。
それが許される環境で、でも試合で、投げて欲しかった。
昨季はずっともがいていたと思う。
何かおかしい。原因がはっきりしない。でもシーズンは止まらない。
試合中に試す余裕なんてもちろんなくて、うまくいったりいかなかったりの繰り返しだったんじゃないかな。
試合の中でしか分からないことってたくさんあるんじゃないかなと思います。
なので試合の場でいろいろ試せている今は、とてもいいと思っています。
マスコミも比較的うるさくないしね。目にしてないだけかもしれないけど。見ないようにしているので。
もし今季もロッテにいたとして、ロッテの成績が今と変わらないかは分からないけど、
朗希の調子が今程度だとしたら、もっとバチクソに叩かれていただろうと思う。ファンも含めて。
そういう意見は見なきゃいいんだよ、ってね、やっぱりそういう問題じゃないですよね。
なんで叩かれなきゃいけないんだろう、ってやっぱり考えてしまう。同じように調子が上がらない人なんてほかにもいるだろうに、なんで朗希だけ、って思ってしまう。
朗希だけじゃないんでしょうけどね、ファンが叩くのはまだ分かるんですよ。期待してるからこそ、っていうのは、心理としては分かります。それでも叩くのは違うだろとは思いますけど、
それよりも、完全に感情論だけで嫌いとか、試合も見てなさそうなくせにいちゃもんとか、
それがスターの宿命と言われればそうなんだけど、どうもいなす術を得られないです。
だから移籍して良かったと思っています。
この一問一答でいちばん嬉しかったのは、朗希が目指している先とわたしが望んでいる未来に通ずる部分がたくさんあったこと!
「真っすぐとフォークのピッチャー」、変化球に「頼る年齢でもない」
ほんとーーーにそう思います。
空振りでもファールでもいいから、真っすぐでふたつのストライクで追い込んで、フォークで三振を取って欲しい。こういう朗希がまた見たい。
小さい変化の球でゴロアウトもね、必要なときはあるけれど、あれだけの真っすぐとフォークがあるんだもん。技術より力でねじ伏せて欲しい。若いうちだからできるピッチングをできるうちにたくさんして欲しい。
そのまま突き進んで、どうか理想の自分を掴み取って下さい。
と今は願うばかりです。