赤い尻尾
金子真仁さんの記事です。(24.11.9)
ロッテは9日、佐々木朗希投手(23)のポスティングによるメジャー挑戦を容認すると発表した。
佐々木のメジャー挑戦は彼の生きざまそのものだ。
大船渡高時代に「こういう生き方はしたくない、というものは?」と尋ねた。
そう口数が多くない18歳の哲学は、声色にもブレが一切ないものだった。
「与えられた、というか誰かが敷いたレールだけを歩むのは。自分の意志を大切にして生きる、というか。自分なりの生き方を生きたいなと思います」
9歳の時、東日本大震災で父らを失った。避難所生活を経て、仮設住宅に住んだ。母陽子さんは背を伸ばすための早寝方針以外は、優しかった。それでも「普通の子ども」よりは間違いなく”条件”が多い中で育った。不満を口にせず。
ロッテ入団後、外国人選手との交流を尋ねた。「自由だな~と思います」とうらやましがった。
佐々木も高校では自由だった。右尻のポケットにいつも”尻尾”をぶら下げた。近所のコンビニの景品でもらえたスヌーピー柄の赤いスポーツタオル。
「練習の時はいつも入れています。何かと便利なので」。汗をふいたり、ストレッチに使ったり。注目を浴びる3年夏の大会でも、ブルペンでは尻尾を生やしていた。
5枚程度をカバンに入れてロッテに入寮したが、いつしか尻尾を生やさなくなった。それがプロ、それが新人選手、またはそれが大人になるということ――。誰かに指摘されたのだろう。それでもアイデンティティが失われ、世間というレールを進み始めたようで、寂しさを感じさせられた。
160キロ台を通算で300球以上も投げた日本人なんていない。見慣れた物差しで測れない個性が、自由の国で舞う。17歳にして校内のカナダ人講師に英語でぐいぐい切り込んだ青春の学びも、いざ本領発揮のときか。
いばらもなんぞ、踏み越えて。なんならまた尻尾を生やして、愛されてほしい。
朗希と同じスヌーピーのタオル、持っています。
一時期、仕事前に毎回ローソンで飲み物を買っていて、そのときのキャンペーンでもらいました。
赤と青があって、どちらかが限定色、たしか赤がそうで、青は赤終了後もあともしばらくあるから、今後もこのペースで飲み物を買うなら自然と溜まるだろうから、赤からゲットしたほうがいいと親切な店員さんに教えてもらい、赤を一枚、青を二枚持っています。
朗希が赤ばかりを5枚持っていたのだとしたら、週5回買って集めた私より高頻度だったことだけは分かります。サマータオルと銘打たれているのでキャンペーンは夏だったようです。練習に飲み物は必須だよね。
朗希が赤い尻尾を生やしていたのは見ていましたが、このタオルだったとは、この記事で知りました。以来、朗希のようにストレッチに使うため、しまい込んでいたのを引っ張り出し、いつでもそばに置いています。
ナイキが朗希のメインサポートを始めたのが2020年。「入団直後の新人では異例となる用具提供」と当時の記事にありました。この影響もあって、或いは尻尾を生やさなくなったのでしょうか。
移籍先、決まりましたね。
朗希のインスタを見た最初の感想は、文章が大人びたな、でした。
というより、よそよそしくなったというのかな。いつからかそうなったね。
朗希の口語の敬語、好きだった。過剰でなくスッキリとしたキレイな日本語だった。
いろいろな方面でいろいろと信じにくくなったら、朗希から壁を強固にするのは当然で、これもマスコミの罪だと思っている。
くそマスコミども様、朗希、行っちゃうよ。良かったね。日本で新たなターゲットを探すんですか。それともまだ朗希に粘着するんですか。
金子さんは、何度も大船渡にも通って、朗希の背景ごと寄り添って、教えてくれた。
救われました。
イジメはダメだと言いながら、イジメの見本のような行動しか取らないメディアが多い中、希望のような存在だった。今後も取材続けてくれないかなあ。
あとは梶さんが何か書いてくれたらうれしい。コラム好き。撮影技術は物申したい部分もあったけど笑
メジャーをぜんぜん知りませんが、この話が出たとき、ブルージェイズがいいな、と漠然と思った。菊池雄星投手がいたから。
朗希のポスティング容認が発表された時点で、菊池投手の移籍もちらほら話が出ていたか、決まっていたかだったかな。
それでもブルージェイズが引っかかっていたのは、たしか上原浩治氏の動画チャンネルに井口さんが出たとき、このチーム名が出ていたような?
すべてうろ覚えですが、西で気楽にやるか、東で本気で勝負するか、みたいな話の中、
ブルージェイズも出て、調べたらなんか投手チームという感じがして印象が良かった気がするけど、結果的に、応援旅行に現実味を置くとカナダより行きやすくて良かったと思います。
できればマイナーで投げるうちに一度は行きたいなあ。でもマイナーの球場ってどこだろ?調べることたーくさん!
ただ、けっこう出来レース的なことをずっと言われてきたから、今後もこの声はしばらく止まないのかな、というすこし暗い気持ちにもなりました。そういうの、もうたくさん。
日本語の悪口は避ける耐性もついてきたけど、英語はこれからだし。
決まってうれしい、でも上記のことが気になる、という中で吉井さんの言葉に浄化されました。
そうだよね、味方はたくさんいるね。朗希と直接かかわった人はみんな味方というのが
うれしい。
アメリカでも愛されてほしい。
「ドジャース入団おめでとうございます。アスリートファーストでやってくれるとてもいいチームだと思います。いろいろな面で成長することができると思います。
私も経験がありますが異国の地での生活はすごく大変なことが多いと思いますが、色々な発見があったり、新しい価値観を見つけたりと成長できると思います。
あとは朗希次第。頑張りなはれ!期待しています」