ウルフ氏②人柄について等
日本時間12月12日、ウインターミーティング3日目。
朗希、ロサンゼルス近郊で午前中にキャッチボールなどをした模様。
ウルフ氏、会見時のこぼれ話
「代理人のジョエル・ウルフ氏の会見時間が記されたホワイトボードには名前のとなりに「SASAKI AJENT」と記されていた。選手名が書かれていたのは佐々木のみ。
ウルフ氏は(誰や誰など、略)数多くのスター選手を顧客としているのに…。
会見には日米の記者100人以上が集結。急遽、壇上に上がって話す異例の対応となった。
以下の質疑応答も現地時間10日のものです。
「朗希は物静かな人物だと思う。彼はさり気なくとぼけたジョークを言うタイプだ。洒落が上手いんだ」と紹介。
さらに
「たまに彼ととても重要な話をしているときに、質問があるかと聞くと『かなり長く話していたね』って言われるんだ」
とエピソードを告白。まさかの発言が報道陣に驚きまじりの笑いを生んでいた。
続けて
「友人たちは、彼についてとてもこだわりがあると言っている。彼は気の置けない仲間のグループを持っている。とても良い青年だよ」
――過去二年、佐々木を知っているということだが、いつ代理人を引き受けることが決まったのか。議論を呼ぶ佐々木の代理人を務める難しさは
「彼に会ったとき、すぐに彼の代理人になりたいと思ったが、彼が私を選ぶまで待たなければならなかった。
関係は相互のものでなければならない。
私は筒香嘉智との共通の友人を通じて彼に会った。
ミーティングがセッティングされ、そこで彼が米国に来ることを決意し、早く来たいと望んでいることがすぐに分かった。
このような状況には関わったことがなかったので非常に驚かされた。
プロセスやロードマップも正確には分からなかったから、非常に困難になることは分かっていたし、実現させるために何ができると彼に保証することもできなかった。
彼は私が彼といっしょにその挑戦に立ち向かう覚悟があることを確認したがっていた。
非常に困難であり、メディアから多くの批判を受けることになるだろうと彼は分かっていた。
自らをこれほど困難な立場に置いたことに、私は朗希とその家族に非常に大きな敬意を抱いている。
みなさんもご存じのとおり、彼はその立場に身を置いたために大いに批判された。それでも彼は決して引き下がらず、自分が望んだことから決して逸脱しなかった。内面的に強くなり、決意を固め、決して諦めなかった」
――筒香、佐々木と初めて会ったのはいつか
「2021年か2022年の冬だ。そのころだ」
――千葉ロッテがポスティングしたことに驚かされたか
「イエス。驚いた。うれしい驚きだった。
千葉ロッテは彼に敬意を持って接してくれた。とても寛大だったと思う。
チームと組織にとってとても難しい決断をした。
ここ(アメリカ)の多くのチームのやり方とは違い、彼らは単にお金や財政だけを基準にしたのではなく、選手とチーム全体にとって最善と思われる決断をした」
――投手としての彼をどう思うか
「彼は偉大な投手のひとりになる素晴らしい可能性を秘めた若手投手だと思う。
彼は非常に練習熱心だ。私はそれを直接見てきましたが、素晴らしい才能であり、だからこそ多くのチームが彼にエキサイトしているのだと思う。
完成した作品がどのようなものになるか、まだ誰も分からない。
彼の投球を何度も見ましたが、初めて見たのは千葉での試合だった。
私は岩隈といっしょに彼の投球を見に行き、その試合で彼は千賀と投げ合った。
最初の3、4イニングほぼすべての速球が161、162キロ。千賀も彼に匹敵しようとし、私は千賀があれほど速い球を投げられるとは知らなかった。
ただ、千賀は3イニングめまでに疲労し、交代しなければならなかった。
今まで見たことのない才能を目撃した」
――まだ成長の必要があるか
「彼にはまだ成長の余地がたくさんあり、彼自身もそれを分かっている。それが彼がアメリカに来たい理由の一部だと思う」
――お金でも、場所でもないとすれば、チーム選びのプライオリティはなんなのか
「これはこのプロセスの珍しい部分だ。山本、千賀の場合は契約交渉であり、契約に関してが議論の大部分を占めていた。ただ、今回は金額は最後の部分に過ぎない。
なぜなら、ほとんどの場合、金額は基本的に同じだからだ」
「ドラフトのようなものだが、(選ぶ側は)反対だ。すべてのチームが彼を欲しがっていて、支払う余裕がありますが、私たちが選ぶことができる。私は非常に良い立場にいる。
私の決断ではないが、過去25年間、私はアマチュアドラフトに参加し、選手やその両親といっしょに電話のそばに座り、チームが私たちを選ぶかどうかを知るために電話を待たなければならなかった。今、状況は逆転した。
彼を欲しがっている他のすべてのチームのほうが様子を見なければならない。私にとっては少し楽しい経験になっているが、朗希は自分が行きたいところを選べる。
どのチームも(金額的な)余裕があり、文字通り自分の好きなチームを選べるような状況は今まで経験したことがない」
――ダルビッシュと佐々木について話したか。それについて何か言えることは
「昨日、ダルビッシュ有と話した。そこでの話は明かせない」
――佐々木は大谷からアドバイスを受けるのか。彼らの関係は
「私には分からない。その話はしていない」
――佐々木の状況について言えることは
「彼の周囲の人間からは、長い間待ったあとで、ついに(メジャー入りを)進められることに彼は非常にハッピーで、安堵している(と聞いている)。
彼は千葉ロッテ、願いを聞き入れてくれた松本(尚樹球団本部長)さんに感謝している。
千葉ロッテやNPB最高のファンが落胆していることも理解しているが、MLBでいいプレーをして彼らにも敬意を表することを望んでいる。
多くの人にとって理解するのが難しいことを彼は分かっているが、(メジャー入りは)彼にとって長い間の夢だった。いつかみんなに理解して、受け入れて欲しい」
――今後のプロセスは
「数はまだ分からないが、いくつかのチームとのミーティングをセットアップする。朗希は公平で、オープンな心で臨み、みんなにチャンスを与え、話を聞きたいと願っている。
何人かのWBCのチームメートとも話す。私の話を聞き、チームのプレゼンを聞きたいと思っている。その後に日本に帰り、母親、親しい友人と話し、アメリカに戻ってどんなステップを踏むかを決断する」
――あと数年待てば大金を手にできたが、その点で佐々木を説得したか
「朗希を説得できる人は誰もいない。朗希が私たちを説得する。
彼は自分で自分の船を操縦し、彼がボスだ。
前に言ったように、野球にも、朗希の観点では人生にも絶対的なものはない。だから私たちはみんな長い間にこのゲームに携わってきました。
私も長い間このゲームに携わってきたが、何も保証されていない。
だから彼に、2年後には絶対に3億ドルか4億ドルの契約が取れるとは言えない。
それが約束できるとか、絶対であるとは言えない。
状況次第ではそうなる可能性もあるが、けがは起こるし、いろいろなことが起こる。
彼の人生で起こったことを考えると、彼は世界をとても違った目で見ているように思う」
(別記事「彼の人生で起きたいくつかの出来事、悲劇を見れば、何事も当然のことだと思っていないことが分かる。彼は世界をとても違った目で見ていると思う)
――佐々木は今、ワクワクしているのか、安堵しているのか
「ようやく(アメリカに)来ることができてホッとしていると同時に、すべてのチームから連絡が来るのを楽しみにしているそうだ。早く終え、早く出発したがっている。
チームで活動を始めたいが、プロセスを経なければならないことも分かっている」
――すでに何チームが接触してきたのか
「たくさんだ。30チームではないが、20チーム以上だ」
朗希の今回の挑戦はニュースで知りました。
それを聞いてしばらくして、頭から離れなくなった歌がありました。歌手もタイトルも知らなかったので歌詞から調べました。
載せておきます。
君の行く道は はてしなく遠い
だのに なぜ
歯をくいしばり
君は行くのか そんなにしてまで
君のあの人は 今はもういない
だのに なぜ
なにを探して
君は行くのか あてもないのに
君の行く道は 希望へとつづく
空に また
陽が昇るとき
若者はまた 歩きはじめる
空に また
陽が昇るとき
若者はまた 歩きはじめる
一番の歌詞だけ知っていたのですが、調べたら二番も三番も朗希に通じる部分があるように感じました。泣きました。